Teacher

大野 圭司Ohno Keiji

取締役
起業家教育の講師

株式会社ジブンノオト 代表取締役
一般社団法人周防大島観光協会 理事
文部科学省 アントレプレナーシップ推進大使

大野 圭司

2004年に東京から山口県周防大島町にUターンし、2013年に株式会社ジブンノオトを創業。2017年に経済産業省「創業機運醸成賞」を受賞。2022年に書籍「起業育~自分の技で稼げる子供の育て方~」をかざひの文庫より出版し、2023年に経済産業省「J-Startup WEST 選定企業」となり小学生を軸に起業家教育の普及に力を入れている。

2012
キャリア教育優良学校「文部科学大臣表彰(周防大島町立東和中学校)」
2017
経済産業省「創業機運醸成賞」受賞
2022
書籍「起業育~自分の技で稼げる子供の育て方~」出版(かざひの文庫)
2023
経済産業省「J-Startup WEST」選定
2024
文部科学省アントレプレナーシップ推進大使に就任

100年続くふるさとをつくる

2009年に母校が廃校になった悔しさを原動力に教育から「100年続くふるさとをつくる」ことを志しました。2010年から2020年まで周防大島町立東和中学校(山口県)の地域コーディネーターとして学校運営協議会の運営をしたり、非常勤講師として総合的な学習の時間(探究学習)にてキャリア教育や起業家教育を実践しました。2014年から2017年までは周防大島町教育委員会の職員として、町内全ての小中学校の情報発信や地域連携、カリキュラム開発に力を注ぎました。社会科見学や修学旅行の企画やコーディネート、そして学級崩壊クラスの立て直しまで経験しました。

これらの経験やノウハウをビジネスとして展開し、100年続くふるさとをつくるために株式会社ジブンノオトを2013年に設立しました。2010年からこれまで、教職員の方々と二人三脚で授業づくりや地域連携、進路指導等を支援してきました。これまで1万人以上の児童生徒に、起業家教育やキャリア教育、探究学習等を提供してきました。高校での総合型選抜の指導にも力を入れています。

近年の成果として、生徒数が減少し廃校の可能性があった広島県立佐伯高等学校の令和6年度の志願倍率は1.10倍となり危機を脱しました。令和5年度は山口県から初受注県立高等学校への起業家教育支援を開始しました。東京都小金井市の不登校支援団体にも起業家教育プログラムを提供してきました。広島大学と連携し開発した「親子で起業留学」もスタートしました。

2010年からこれまで、いただいたチャンスに全力で挑戦してきましたが、既存の学校の枠組みや民間教育の領域では志しを果たすことが難しいと感じています。100年続くふるさとをつくるためには自らが学校経営者となり、新たな学校教育を実現する必要があります。そして全国に伝播させることで、日本の学校教育を変えることができると信じています。